冬の全国大会特集 ホッケー男子 チーム一丸で初戦突破を狙う玖珠美山

2021/12/21
  • 春の全国大会

初戦突破のポイント

・組織で守る

・運動量で上回る

・力を出し切る

 

 2年連続2回目の全国高校選抜大会出場となるホッケー男子の玖珠美山。1回戦は今夏の全国高校総体で優勝した丹生(福井県)と対戦する。穴井孟司監督は「強豪校相手に、自分たちがやってきたことがどれだけ通用するかチャレンジしたい。チームの仕上がりは悪くないし、選手のコンディションもいいので楽しみ」と話す。

 

 全国高校選抜大会の出場権を争った九州大会では、初戦で山崎稜賀(3年)が開始10分足らずで負傷退場。攻撃の全権を担うエースを欠いたチームは動揺したが、穴井監督は「稜賀がいなくても力があることを証明しよう。お前たちならできる」と発奮する。監督の檄(げき)に呼応した選手たちは、前線からプレッシャーをかける強度のある守備から速攻につなげ勝利を呼び込んだ。目標の九州王者にあと一歩及ばず、準優勝となったが大きな自信を得る大会となった。

 

けがから復帰した山崎稜賀

 

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