空手道女子 集中力と平常心、そして大分南の誇りを持ってベスト8が目標

2021/03/17
  • 春の全国大会

 昨年11月の県高校新人空手道競技大会の女子団体組手と形で優勝した大分南。続く1月の全九州高校新人大会では団体組手で3位、団体形で2位に入賞し、両方で全国高校選抜大会出場を決めた。

 

 現チームは2年3人、1年生4と少数だが、全員の空手歴は長く、全国経験者も多い。まさに少数精鋭といった印象だ。全九州高校新人大会では、個人組手59㌔級で田村陽向(2年)が、59㌔超級で川野佳歩(1年)が県勢初の優勝を果たすなど、個人の活躍も目立った。団体組手の3位は「悔しさの残る敗退だった」と高橋誠監督が話すように、決勝に勝ち上がる力は十分にあったが、小さな気の緩みが僅差での敗北につながった。全国ではその悔しさを力に変え、ベスト8を目指す。

 

 チームを引っ張るキャプテンの田村は「5人全員が自分らしく戦えるよう、キャプテンとしてしっかりフォローしたい」、個人の形にも出場する矢野陽菜(1年)は「かなりレベルの高い戦いになると思う。団体も個人もまずは初戦突破を目指したい」など、それぞれが久しぶりの全国大会に向け意気込んでいる。

 

「5人全員が自分らしく戦えるようにフォローしたい」と語った田村陽向(左)

 

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