全国高校選抜スポーツクライミング選手権 それぞれの思いを胸に、そびえる壁に挑む

2018/12/21
  • 冬の全国大会

 女子は2年連続2回目の出場となる森本に注目が集まる。今年に入り第18回九州ブロックスポーツクライミングジュニア選手権大会で2位、日本ユース選手権ボルダリング競技大会で13位と結果を残している。ただ、今大会は右足骨折により出場自体が危ぶまれているが、本人は「大丈夫です」と出場の意向を示している。

 森本が欠場した県高校新人大会で、総合優勝を分け合った清田、矢野は全国を勝ち抜くレベルに達していないが、清田は「ズタボロになって負けてもいい。自分の力を出し切って、現時点の実力を知り、次に生かしたい」、矢野は「応援してくれる方々のために少しでも順位を上げて喜んでもらいたい」と力を込める。

 

 県代表の誇りを胸に、5人は高さ15㍍を超えてそびえる壁の頂を目指す。

 

初の全国舞台に挑戦する竹田の選手

 

(柚野真也)

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