冬の高校スポーツ全国大会 サッカー女子 共通意識を高め、日本一を狙う柳ケ浦 【大分県】
2024/12/07
- 冬の全国大会
第3シードとして全日本高校女子サッカー選手権大会に出場する柳ケ浦。昨年の同大会で過去最高の3位となり、今夏の全国高校総体でも3位と高いレベルを保っている。おのずと期待は高まるが、林和志監督は「今大会から規定が変わり、参加チーム数が32から52チームに増えた。レベルも一気に上がる。上を見すぎず、目の前の試合に集中するだけ」と表情を引き締めた。
キャプテンの高松芹羽(3年)を中心とした守備はほころびが少なく、全国でも十分に通用する。自陣で強固なブロックを築くこともできれば、前線から連動した守備でタテに速い攻撃をつなぐこともできる。ただ「このスタイルを貫くだけでは日本一を目指せない」と、全国高校総体以降は相手を見て、パスをつないでボール支配率を高めるとともに、課題であった決定力の改善に取り組んだ。
課題を話し合い、練習でフィードバックする