冬の全国大会特集(1) 弓道男子 明豊 創部10年目で初めて手にした全国切符 【大分県】

2023/11/26
  • 冬の全国大会

 弓道の全国高校選抜大会の男子団体に初出場する明豊。部員は2年生5人のみ。「負けず嫌い集団」は競うように弓を引き、切磋琢磨(せっさたくま)している。キャプテンの小園元康(2年)は「土日の休みの日も練習している。昨年から試合に出ているメンバーが多く、練習の成果が形となった。これからも競い合って上達したい」と語る。

 

 6月の県高校総体の団体では2年生4選手が出場し、決勝リーグに進出した。8チーム中7位で終わったが、石川嵩監督は「3年生主体のチームが多い中で健闘した。経験を積めたことが収穫だった」と振り返る。部員全てが高校から弓道を始めたが、緊張感のある試合をし、場なれしたことが、10月の県高校新人大会での準優勝につながった。成功体験を経て九州新人大会に臨んだが、結果は25チーム中24位に終わる。悔しがる選手に石川監督は「成功と失敗を繰り返して強くなる」と説き、気持ちを切り替えさせた。

 

競うように練習し、高め合う

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ