ウインターカップ県予選 男子 県境、国境を越えたチームワークで5度目の優勝【大分県】

2023/11/06
  • 冬の全国大会

第76回全国高校選手権(ウインターカップ)県予選

10月29日 レゾナック武道スポーツセンター

男子決勝

別府溝部学園94(24-15、27-18、21-14、22-28)75柳ケ浦

 

 県内負けなしでウインターカップ出場を目指す別府溝部学園と、王座奪還に闘志を燃やす柳ケ浦の決勝戦は、別府溝部学園が終始リードしたまま創部以来初の3連覇を達成した。キャプテンの大庭涼太郎(3年)が「(試合の)入りを重視した。全員が強気で最初から全力を出せた」と振り返ったように、柳ケ浦に流れが動きそうになる場面でも、伊藤滋監督が言い続けた「泰然自若」の姿勢で自分たちのバスケを貫いた。

 

 1年時から活躍する大庭へのダブルチーム(2人で守る守備)でできた穴をすかさず原田正心(3年)が攻め、喜屋武琥大(同)と鳩野太貴(同)が3点シュートを狙い、ゴール下ではロハンジュラ・オマンニュンドゥ・ジョン(2年)ら留学生が高さで圧倒するなど内と外の連係も理想的な形で決まった。序盤から原田のトリッキーなシュートが立て続けに決まったこともチームを勢いづかせた。

 

得点源となった原田正心

 

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