全国高校バスケ選手権県予選 女子①全国まであと一歩と迫る大分

2019/10/15
  • 冬の全国大会

 高校バスケットボールで最も注目が集まる「全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)」の県2次予選が26日から始まる。女子は4連覇を狙う中津北が頭一つ抜けた存在。第2シードの大分や、1年生が加わり戦力アップした藤蔭、大分商業という、準々決勝から登場するスーパーシード4校に加え、ここ数年で飛躍的に力をつけた情報科学も優勝争いに加わりそうだ。ここでは注目校を紹介する。(3回続き)

 

基本スタイル

冷静な判断から好機を生むバスケ

 

 1、2年生だけの新勢力でありながら、ベスト4の常連校として定着してきた大分。6月の県高校総体では準優勝と全国まであと一歩のところへ迫り、全国への階段を着実に上っている。中等部から進級した選手がほとんどで、中学の頃から彼女たちを指導している楠本哲二監督は、「伝統校はやはり気持ちが違う。相手の『勝ちたい』という強い思いを超えなければ勝てない」と、ウインターカップ県予選も厳しい戦いになることを確信している。昨年は初出場であり、1年生だけのチームということもあったが、ベスト8という結果に終わった。他校の「3年生にとって最後の大会に懸ける思い」が一層強くなるため、余談を許さない状況だ。

 

楠本哲二監督のもとで着実にレベルアップした

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ