バサジィ・バレー 本気で競技に打ち込むから楽しさがある

2018/12/01
  • バサジィ大分

 10月初旬のミーティング。徳丸善基新監督が今後の指針を掲げ、選手には「バサジィ大分の一員として、アスリートの自覚を持つこと」を求めた。来年1月で創部4年目を迎え、県内唯一の女子6人制クラブチームとして少しずつだが認知されてきた。思うような結果を残せずにいるが、「勝つこと以上に社会人になっても真剣にバレーボールに取り組むチームがあることを示すことができている」と徳丸監督。高校や大学を卒業して“本気”でバレーを続けたい選手にとっての受け皿となりつつある。

 

 試合会場では、興味深く試合を見守る中学生や高校生を目にするようになった。キャプテンの亀井亜由美は、「学生とは違った大人のバレーができている。楽しんでいる姿を見せたい」と語る。これまでは必要以上に結果を残すことを考えていたが、最近は「自分たちの存在意義」を考えるようになり、自然体でバレーボールに取り組んでいる。

 

 練習では率先して声を出し、試合でも「監督に言われたことをそのままするのではなく、状況に応じて自分たちでプレーを判断し、考えるようになった」と話す。チームメイトとのコミュニケーションも多くなり、「お互いの良さが引き出せるように一つひとつのプレーを要求するようになった」と意識の高さを感じている。

 

練習の雰囲気はすこぶる良い

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ