バサジィ大分 残り4試合は総力戦 【大分県】
2024/12/12
- バサジィ大分
前節(7日)の立川アスレティックFC戦で2-3と敗戦し、3連敗を喫したバサジィ大分。この試合で好調だったヒアンが、左膝前十字じん帯断裂で今季の試合出場は絶望的になった。エース仁部屋和弘、キャプテン橋本澪良もけがで長期離脱、他にもけが明けやコンディション不良者は多く、戦力が整わない。現在、大分は6勝1分11敗、勝ち点19で10位。6位の湘南ベルマーレとの勝ち点差は6。残り4試合で6位以内に与えられるファイナルシーズンの上位リーグ進出に黄信号が灯った。
狩野新監督は「けが人が多く、(最前線に位置する)ピヴォでプレーできる選手がレオだけになった。攻撃のシステム、戦い方を変えなければいけない」と頭を抱える。今季はピヴォを軸に攻撃の組み立てを形成していただけに、突貫工事が必要となる。「今いるメンバーで戦うしかない。ピヴォを使わない形は考えている。パワープレーがカギになる」と、コート上で展開されるフットサルが変わることを示唆した。
最前線で攻撃の起点となるレオ