バサジィ・フットサル 逆境で輝いた勝負強さ ホーム最終戦で逆転勝利

2017/12/12
  • バサジィ大分

 この試合を含めリーグ戦残り5試合で、バサジィにようやく勝負強さが戻った。ホーム最終戦となるアグレミーナ浜松との試合は開始から「ふわっとした感じで入ってしまった」と仁部屋和弘が話すように、4分にセットプレーから失点すると、5分、6分にも守備人数がそろいながらボールに対する寄せが甘く、追加点を許した。

 

 今までのバサジィならば、ここで終わっていただろう。だが、この日は違った。3失点してから細かくつなぐパス、相手との1対1の駆け引きで上回り、圧倒した。守備では前方からのプレスがハマらないと判断すると自陣でブロックをつくり、相手の攻撃を封じた。

 

 13分に田村研人が仁部屋のパスを遠いサイドで合わせて得点すると、石関聖、白方秀和が加点し、前半で同点に。後半は一進一退の攻防が続いたが、森村孝志が逆転ゴールを決めて4−3で逃げ切った。

 「こういう試合がどうして今までできなかったのか。こういう勝負強さが、たまにではなく、いつも出るようになれば優勝争いもできたのに」

 キャプテンの仁部屋は、こう振り返る。

 

逆転ゴールを決めた森村

 

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