バサジィ プレーオフ決勝プレビュー 2試合通してのマネジメントが鍵を握る

2020/01/24
  • バサジィ大分

 フットサルFリーグの今シーズンの王者を懸けて、リーグ1位の名古屋オーシャンズと同2位のバサジィ大分によるプレーオフ決勝が25、26の両日で行われる。大分は準決勝で苦戦しながらも決勝に勝ち進んだ。勝者には歓喜、敗者には絶望が待つ運命の決戦―その行方を占う。

 

 大分は準決勝でリーグ3位のフウガドールすみだと対戦し、2試合合計3−3(3−1、0−2)で引き分けたが、リーグ順位上位のため辛くも決勝に進出した。懸けるものの大きさと緊張感。プレーオフ独特の緊張感で動きが重く、決して狙いとする試合内容ではなかったが、勝利を手繰り寄せたのはチームに地力があったからこそ。

 

 今季の戦い方を象徴する堅守は簡単に崩れなかった。選手の守備意識が高く、自陣でしっかりブロックをつくることもあれば、相手の組み合わせによって前線から強度の高いプレスを掛けるなど強弱のある守備を見せた。一方、攻撃ではボールを奪えば縦に速くボールを動かし、相手の陣形が整う前にシュートを狙う意識は高かった。すみだ戦に関しては、前線の選手にボールが収まらず、シュート本数は少なくなったが、やるべきことは整理されていた。

 

決勝も球際の激しい試合となりそうだ

 

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