大分トリニータ 屋敷優成の世界一への挑戦が始まる 【大分県】

2023/05/11
  • 大分トリニータ

 「正直、ほっとしている」。7日の14節・金沢戦後、スタンドから試合を見守った大分トリニータの屋敷優成はU-20W杯アルゼンチン大会に臨む日本代表選出の知らせを聞いた。今季はリーグ戦出場が2試合にとどまっており、「チームで試合に出ていなかったので(代表に選ばれるか)不安だった」という。だからこそ、「今以上の力を発揮して、試合で活躍する姿を見せたい」と強い思いを語った。

 

 屋敷は中学3年時にU-15日本代表に選ばれてから、各年代で代表に呼ばれるようになった。国際大会の経験は豊富で、主力としてU-20W杯のアジア予選突破に貢献した。本職はFWだが代表ではサイドバックに配置されることが多い。それでも一瞬のスピードで相手を抜き去る突破力、世界の舞台でも球際で戦える強さとメンタルが評価された。屋敷は「どの位置でも相手を追い越す動きやスピードを生かせる。得点に絡むプレーをしたい」とポジションにこだわりはなく、自分の特徴を生かし、試合に出ることを優先する。

 

活躍する姿を見せたいと語った屋敷優成

 

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