大分トリニータ 勝者のメンタリティーを持つ伊東幸敏

2022/04/20
  • 大分トリニータ

 即戦力として今季から加入した右サイドバック(SB)の伊東幸敏。開幕戦前にけがをして出遅れたが、6節琉球戦で今季初出場・初先発でチームに今季初勝利をもたらした。そこからリーグ戦は5試合全てに先発出場し、チームは4勝1敗。伊東は「『もっている』と言えば『もっている』。結果が全てだと思っているので、何とでも言える」と胸を張る。下平隆宏監督は「ようやくSB本職とする選手が戻ってきた。まだまだできる。大胆なサッカーを見せてほしい」と期待する。

 

 その伊東のプレーを一言にすると、「とにかく勝つためのプレーに徹している」。本人いわく、「勝てば何でもいい」。勝負の機微に感覚をを研ぎ澄まし、守る時間帯なのか攻めるタイミングなのか、90分の試合を通して的確に状況判断する能力に長け、攻守両面で労を惜しまずにピッチを駆ける。得意のゴールを演出する良質なクロスはお披露目できていないが、「そろそろ見せたい」と力を込める。

 

伊東幸敏が先発に定着してチームは4勝1敗

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ