トリニータ 鈴木義宜インタビュー「怖がらずに自分たちが主導権を握って、もっとアグレッシブにアクションを起こすことが大事」

2020/09/08
  • 大分トリニータ

―5連敗を乗り越えたことでチームは成長できたのではありませんか?  

 守備のところでも、攻撃のところでも、怖がらずに自分たちが主導権を握って、もっとアグレッシブにアクションを起こすことが大事だと思いました。それを体現できた試合では結果に結びついたし、引き分けた試合も勝てたと思うので、そこは「勝ち切る力」がまだまだ足りないと思っています。また、最近は中を使いながら外を使ったり、外を使いながら中を使ったり、試合の中で使い分けができるようになってきたと思います。

 

―試合の中で柔軟に対応できるようになったということですか?    

 はい。ミーティングでの(戦術の)落とし込み方は準備期間の長短に関わらず変わりませんが、(監督から試合の)狙いを言われると、そればかりになっちゃう傾向がありました。みんな真面目なんで(笑)。 だから、(試合の)流れを見ながら判断して、臨機応変に動くようにやっていかないといけないし、できるようになってきたと思います。選手たちで、そういう話をするようにもなりましたしね。J1はいいチームばかりだし、個の力が強い選手たちばかりなので、1試合を通して、自分たちのサッカーを貫いていきたいと思っています。

 

―第12節の柏戦でJリーグ200試合出場を達成。おめでとうございます。  

 200試合、出られたことは良かったですが、あくまで通過点だと思うし、サッカー人生が終わった時にその数字の大きさに気づくのかなと思っていて。今は特に(感想は)ないです。

 

―今月も明日の湘南戦を含めて残り6試合あるなど、残暑も厳しいなか、チームの順位も上げていかなければなりません。そのために大事なことは?    

 誰が出ても同じサッカーができるかどうかだと思うし、ボールをキープする時間帯をどれだけ多くつくれるかというのも、勝ち点を拾っていく上で大事かなと思います。ドームでの応援、よろしくお願いします。

 

(小野郁)

=プレー写真は大分トリニータ提供=

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