トリニータ 公式戦再開後は総力戦に 岩瀬健ヘッドコーチ&安田好隆コーチ

2020/05/01
  • 大分トリニータ

 今後、想定される過密日程について、「タイトになることは間違いない。試合に出る、出ないに関係なく、みんなで戦わなければいけない。大分のようにひとつになれるチームは強いと思う」(岩瀬ヘッドコーチ)。「少数で戦うのは厳しい。固定した戦力でなく、全員を戦力として最大限に生かさなければいけない」(安田コーチ)。それぞれの見解を述べた。

 

 降格のないシーズンとなるが、岩瀬ヘッドコーチは「個人的な意見だが、派手な試合が多くなると思っている。負けているチームが終盤にいちかばちかの戦い方をするかもしれないし、選手交代を含めて大胆になるかもしれない」と予想する。片野坂監督の片腕として4年目となる安田コーチは、「監督の性格上、来季を見据えた試合はしない。すべての試合で勝ち点を取りにいく。ファンやサポーターの励みとなるような、大分のサッカーが見たいと思えるような試合をするはず」と話した。

 

 今回の企画は限定開催となるが、チームを客観的に見て、選手を支え、指導するスタッフの知見が、チャリティーやビジネスとして広く展開できる好例となれば面白い。

 

片野坂知宏監督をサポートする安田好隆コーチ

 

 

(柚野真也)

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