書道 自信が付き、人生を変えた書の道 原田みう(大分3年) 【大分県】

2023/03/09

 「入学後に見た書道部のパフォーマンスに心を打たれて、涙が出るほど感動した。自分もこうなりたいと思った瞬間だった」

 幼い頃から文字を書くことが好きで、5歳で書道教室に通っていたという原田みう(3年)。憧れの大分高校書道部に入部し、先輩の姿を必死に追い掛けたと話す。

 

 入学後も日々真剣に書と向き合い、1年時の「書の甲子園」で見事入選すると、2年時には「第45回学芸書道全国展」で東京学芸大学長賞に輝いた。また個人の活躍だけにとどまらず、部長としても部員の中心に立ち、奮闘する。「昔から人前で話すことが苦手な人見知り。1年生の頃にリーダーに指名されたが、最初はまさかという気持ちだった。仲間と先生方のおかげで今の自分がある」。好きなことを極め、自分に自信を持ってほしいという母の想いもあったという書の道。たくさんの人に恵まれ、自信を持って自分自身を表現する強さを身に付けた。

 

小学生の頃から全国大会で受賞を重ねてきた原田みう

 

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