吹奏楽 演奏とパフォーマンスを融合、聴衆を楽しませる別府翔青高校

2021/09/01

 第45回全国高校総合文化祭(全総文)の吹奏楽部門に県代表として出場した別府翔青。ベートーベン生誕251周年を記念して練り上げたオマージュ作品を“おなじみ”の演奏とパフォーマンスを融合させ披露した。前部長の中島杜和子(3年)は「大会前は構成の流れがうまくハマるか不安だったけど、想像以上に楽しくできた」と胸を張り、この大会を機に引退を決めていた新貝明佳(同)は「これで終わりという実感はなかったけど、演奏が終わった後に涙が出た」と達成感を味わった。

 

 「お客さまに喜んでいただける演奏」をモットーに、総勢52人(3年生15人、2年生12人、1年生25人)が、演奏しながらパフォーマンスをしたり、さまざまな隊形を作って視覚的に音楽を楽しむステージドリルを追求した。聴衆の視点に立ち、飽きさせないステージにするために曲の構成からパフォーマンスのアイデアを出し合い、「自己満足にならないように」と顧問の山本泰久先生が手綱を引く。試行錯誤して創造するから思い入れも強くなる。

 

全総文に出場した別府翔青

 

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