
サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
サッカー
大分トリニータU-18から日本文理大学に進学、頼れる守護神として存在感を示し、4年生の時にはキャプテンとしてチームを引っ張った。身長180cmはGKとしては小柄だが、鋭い反応でシュートストップし、1試合通じて絶えることがないコーチングで試合をコントロールする。今季からJ3のテゲバジャーロ宮崎に加入し、開幕スタメンを狙う。
Q:テゲバジャーロ宮崎の入団が決まりました。率直な思いは?
目標としていたJクラブでの挑戦は楽しみであると同時に、プレー以外では環境がガラリと変わるので、そのあたりのワクワクもあります。これまで家から通い、サッカーに集中できる環境だったので、初めての一人暮らしは食事の栄養面で心配はありますが、母からアドバイスをもらいながら食事管理は一人でもできるように継続したいです。
Q:プロを意識したのはいつから?
3歳からサッカーを始めて、小学生の頃には将来の夢を聞かれたらプロサッカー選手と答えていましたが、本格的に意識したのは高校からです。大分トリニータU-18でプレーし、トップチームで2種登録されてプロは目標となりました。昨年11月に宮崎で練習に参加し、トレーニングマッチでのパフォーマンスが評価されオファーをもらいました。内定の知らせを受けたときは、言葉で表せないほどうれしかったです。
Q:大学4年間で得たことは?
高校まではクラブチームに所属し、誰もがプロを目指す環境だったけど、大学からは部活動となり、いろんな目標を持つ部員と一緒に過ごせたのは貴重な経験でした。その中で常にプロになることを意識し、自分の目標をブラさずに貫いた。自分は体格が大きくないですが、武器として現代サッカーの主流となる攻撃の組み立ての部分や、瞬発系のトレーニングを取り入れ、地道に練習を続けたからこそ目標を達成することができたのだと思います。
子どもの頃からの夢をかなえた清水羅偉
Q:どんな選手になりたいですか?
ファンやサポーターから応援してもらえる選手になりたいです。目標としてきたのは高木駿さん(大分トリニータ)。体格も似ていて、試合を見ては参考にしていました。幼い頃からの憧れは西川周作さん(浦和レッズ)でした。同じ左利きだったのでパントキックなど真似していました。
Q:どんなプレーでアピールしたい?
コーチングは自分の武器です。シュートストップやキックの精度も特徴の一つではありますが、体格をカバーするためにディフェンスラインと連係してシュートを打たせないことが大事。90分通して絶やさないコーチングでアピールしたいです。
Q:2022年は、どんな1年にしたいですか?
開幕からスタメンを狙い、1試合でも早く、1試合でも多く試合に出て勝利に貢献したいです。
プロで勝負することは楽しみと語った
(柚野真也)
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