玖珠美山高校 新チーム始動。学年の垣根を越えた絆のホッケー

2017/09/11
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 ホッケー女子日本代表「さくらジャパン」が、2018年に英国・ロンドンで開催されるワールドカップ出場を決めるなど、国内での関心が徐々に高まるフィールドホッケー。しかしその競技人口はまだまだ少なく、県内でホッケー部を擁する高校は玖珠美山のみ。だが玖珠町と競技の結びつきの歴史は古い。旧森高校の時代から、全国の大舞台での上位入賞を果たしてきた実力校としての誇り-。11月に開催を控えた「全国高等学校選抜ホッケー大会」に向け、気持ちを新たに競技に打ち込む選手たちを訪ねた。

 

 取材に向かったのは08年に大分国体、13年には全国高校総体の試合会場として熱戦が繰り広げられた「メルヘンの森スポーツ公園ホッケー場」。四方を山に囲まれた競技場は玖珠美山高校から車で5分程の距離にあり、15人の女子部員たちは週末になるといつもこの場所で汗を流す。今年の全国高校総体(南東北インターハイ)では、目標に掲げていたベスト8を達成。国体への切符を懸けて挑んだ九州予選では、優勝した長崎県に敗れ、3位敗退という結果に止まった。

学年の垣根を越えたチームワークが強み。高校から競技を始めた選手も多い

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