【動画】ヒーローズ#7 大分高校女子バスケットボール部

2020/05/24
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 新型コロナウイルスの感染拡大で春から全国各地の高校大会で中止が相次ぎ、今夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)の中止が決まった。3年生は一度も試合を行う機会のないまま部活動を引退する可能性がある。ヒーローとなるはずだった3年生は“今”どんな思いを胸に抱いているのか。

 

大分高校女子バスケットボール部

 

 分散登校が続く間は学年別の練習となり、土・日曜は合同練習が可能となった。それでも接触プレーを避けた限られた練習となるが、部活動休止の間はランニングや自宅での筋力トレーニングしかできなかった。「バスケができてうれしい。ボールが触れて幸せ」と秋吉楓(3年)。その言葉は正直な思いだ。ただ、全国高校総合体育大会(インターハイ)中止の知らせを聞いたときは「気が抜けた」と本音がぽろり。

 

 井場田卓監督は「選手はある程度は覚悟していたと思うが、ショックは大きかったと思う。それでも気持ちを切り替えるところが、この子らのすごいところ」と話す。部活動が休止中だったため、インターハイ中止の知らせをS N Sでやりとりしたが、「『よっしゃー、ガンバル!』といった内容のスタンプがきた。それを見たときは安心した」。今はチーム全体の気持ちは年末の全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)に向かっている。

 

ようやく全体練習が可能になった

 

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