ミニバスケ女子 準優勝の明野 九州大会は次へのステップに

2019/12/05
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第41回県小学生バスケットボール大会兼全国・九州大会予選

11月24日 3日目 豊後大野市大原総合体育館

女子決勝  明野19-48滝尾

女子準決勝 明野43-42杵築

 

九州大会の目標

試合を楽しみながら1つでも多く勝つ

 

 女子準決勝では延長戦による激闘の末に勝利し、決勝戦へと駒を進めた明野ミニバスケットボールクラブ・スポーツ少年団。勢いそのままに戦うことができれば、優勝候補の滝尾を追い込めるか…という期待が膨らんだが、相手の粘り強い守備に思うようなプレーをさせてもらえず準優勝に終わった。ただ、これまでの練習の成果を発揮できた大会となった。

 

 試合後、向和弘監督は「ここまで来ることができたのは上出来」と選手たちをたたえたが、「準決勝が延長戦という厳しい戦いだったので、気持ちが切れてしまったかな」と、本来の力を発揮できなかったことに悔しさをにじませた。

 

 部員は19人、週4日の練習に加え、県外チームとの練習試合や遠征を重ねて実力を伸ばしてきた。優勝にはあと一歩届かなかったが、パス・ドリブル・パワーなど基礎力の高いプレーを見せた。最後まで諦めないディフェンスや相手の意表を突くパスでの展開、シュート成功率の高さなど、個々の技術を集結させてチーム力とした。全員で勝利に向かう姿勢は、今後強さを増すことを期待させてくれる戦いぶりだった。精神力が鍛えられれば、さらなる飛躍が楽しみな選手ばかりだ。

 

 全国大会の切符は逃したが九州大会に出場する。「九州大会はとにかく楽しんでほしい。ひと暴れしてくれれば」と向監督。6年生にとっては最後の試合となるが、中学で競技を続ける選手も多く、次へのステップに自信となる内容と結果を求める。

 

決勝は相手の厳しい守備に苦戦した明野

 

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