総合型地域スポーツクラブ 友だちづくりの場となる竹田スポレク

2021/07/18
  • クラブ・部活訪問

 2007年に設立した「竹田スポーツ・レクリエーションクラブ(竹田スポレク)」は、竹田市を拠点に活動する地域総合型スポーツクラブ。現在会員は約300人。子どもから高齢者まで幅広い世代が「たけたでたのしくともだちづくり」を合言葉に、さまざまなスポーツを楽しんでいる。

 

 「地域の高齢化が進み、親御さんの介護などで竹田に戻ってくる人が増えている。そんな人にとって、このクラブが地域に溶け込むきっかけになっている」とクラブマネジャーの飯田順子さん。地域の交流拠点として果たす役割も大きく、「竹田スポレクがあったから地域になじむことができた」といううれしい声も寄せられている。

 

 教室数は29。ゴルフや卓球、バレーボール、サッカー、テニス、バスケットバール、弓道などのスポーツ系のほか、ピラティスやダンスエクササイズも好評。今回は毎週水、金曜に開いている「Jr.タグラグビー教室」を取材した。

 モットーは「楽しく、元気よく」。その言葉の通り、会場には小学生の楽しそうな声が響く。「自己アピールが苦手な子が多い。ラグビーを通して、大きな声を出す、仲間と協力するなどさまざまなことを学び、成長してほしい」と指導者の工藤寛治さん。保護者が指導をサポートすることもあり、ラグビーという共通の話題を通して、親子のコミュニケーションの活性化にも一役買っている。

 

クラブマネジャーの飯田順子さん

 

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