春のセンバツ甲子園 明豊が出場決定、聖地での活躍誓う 【大分県】

2024/01/27
  • 高校野球

 明豊は、昨年の秋季県大会で「勝つ確率を上げるための野球」を追求し、大分王者として10月の秋季九州大会に出場した。1学年上のチームで活躍した高木真心(2年)と石田智能(同)を中心とする好機を逃さない打線と、投手陣はエースの野田皇志(同)らが継投で試合をつくった。1回戦で乱打戦を制して勝負強さを発揮すると、勢いそのままに2回戦、準決勝を難なく突破。決勝で熊本国府に惜敗したが、準優勝で春のセンバツ甲子園の出場を引き寄せた。

 

 秋季九州大会を終えてから川崎監督は、明豊の伝統である打ち勝つ豪快な野球に加え、固い守備の強化に力を注いできた。センバツ甲子園の出場が決まり、「甲子園でチームの力を試せるのは幸せなこと。その土俵に立てるのは君たちの努力が報われたということ。選ばれた以上は責任を持って、おかげさまの気持ちを大事にし、勝って、支えてくれた方々に恩返しをしよう」と選手に伝えた。

 選抜大会は3月18日に甲子園球場(兵庫県)で開幕。同8日に組み合わせ抽選会が行われる。

 

3年ぶり6度目の出場を決め、選手たちは喜びを爆発させた

 

 

(柚野真也)

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