夏の甲子園県予選特集 注目校紹介(1) 真っ向勝負で頂点を目指す大分商業 【大分県】

2023/06/28
  • 高校野球

 投手は登録メンバーに4、5人が入る予定で、安定感抜群の児玉迅(3年)と球速のある飯田凜琥(同)に、成長著しい松木翔和(同)が核となる。那賀監督は「夏の大会は一人のピッチャーに負担をかけたくない。疲労を残さず、ビッグイニングをつくらないこと」と継投で3点以内に抑えて試合をつくる構えだ。児玉は「チームが勝つピッチングをするだけ」と最小限に球数を抑え、「打たせて取る」省エネピッチングで試合をつくることに重きを置く。

 

 投打ともに戦力は整い、春夏連続で甲子園出場を目指す。第1シードであるが挑戦者の思いは強く、小細工なしの真っ向勝負を挑む。「勝ちたい思いは、これまでの大会とは比較にならない。一戦一戦を学びの場として成長したい」(渡辺)と慢心はなく、勝利への執念は日を追うごとに増すばかり。「甲子園に帰る」を合言葉に10年ぶりの夏の甲子園を目指す。

 

選手を支えるマネージャー

 

 

(柚野真也)

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