夏の主役たち⑭ 弓道女子 自分の型を貫き、チームワークで勝利を目指す日田 【大分県】
2024/07/15
- 高校総体
全国高校総体の団体は5人一組となるため、全国選抜(3人一組)から2人増える。成長著しい2年生の古城遥は、県高校総体の個人の部で4位になった勢いがある。全国選抜で補欠だった中島日和(3年)は悔しさを発奮材料にしてきた。田辺和子(同)は調子の浮き沈みはあるが、実力者である。この3人の中から、当日の調子がいい2人を選ぶことになりそう。
全九州高校体育大会は決勝トーナメント1回戦負け。思うような結果が出なかったが、最後の射で全員が的中した。浜田昌子監督は「いい終わり方ができた。インターハイにつながる射になった」と全国の戦いを見据えている。中野は「好不調は誰にでもある。ただ、団体戦はそれをカバーできる仲間がいる。互いに足りないものを補っていけばいい」と全員の思いを代弁した。チームワークで全国上位を目指す。
全国高校総体ではチーム一丸となって上位入賞を目指す
(柚野真也)