春の高校バレー県予選前特集 女子(1) 打倒・東龍へ、大分商業が王座を目指す 【大分県】

2023/10/21
  • 冬の全国大会

 これまで同様に守備の崩れないチームであるが、今年は戦略がはっきりしている。変化の読みにくい強烈なジャンプサーブを打てる猪原悠莉明(3年)や野中美空(2年)の他に、フローターサーブやハイブリッドサーブなど選手それぞれが多様に打ち分ける。相手を崩して攻撃の選択肢を少なくし、ブロックとスパイクレシーブの守備から切り返しの攻撃で得点を奪う。猪原は「サーブが走ればチームは勢いに乗れる」と手応えを感じている。

 

 昨年の春の高校バレー県予選では、2014年以来、8年ぶりに東龍からセットを先取するなどじわりじわりと実力差を縮めている。今大会はレシーブの安定はもちろんだが、ビッグサーバーによる攻めのサーブで主導権を握り、得点につなげる流れをつくる。コート脇に掲げる、「もう負けたくないし、春高に絶対に行く」の横断幕の文字は、現役選手だけでなくこれまで歴史をつないだ先輩たちの思いでもある。新しい歴史を生み出す準備はできている。

 

練習の雰囲気から、仕上がりの良さを感じさせる

 

 

(柚野真也) 

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