全国大会冬の陣(5) 駅伝男子 粒ぞろいのメンバーで高速レースを制し、悲願の表彰台を狙う大分東明 【大分県】

2022/12/14
  • 冬の全国大会

 年々、各校のレベルが上がり、8位までの入賞も厳しくなっているが大分東明は常に上位をキープしている。今年も例年同様に夏場の走り込みで土台を築き、秋からはAチーム、Bチームに分けて頻繁に入れ替えを行ってチーム内で競わせ、レベルアップを図った。井上監督は「高速レースとなる都大路に向けてスピード強化も順調。昨年の4位を超えるために攻めの走りをしたい」と序盤は上位をキープして、終盤に仕掛けるプランを練っている。

 

 キャプテンの荒尾は「1年のときは都大路を走ったが、2年はけがで走れなかった。いいことも悪いことも経験した。ようやくこれまでの成果を発揮できるチャンスがきた」と3年間の思いをぶつける。今夏の全国高校総体5000メートル走で優勝したディリツは「調子はいい。今年は区間賞を狙う」と意気込む。全国高校駅伝は25日、男子は午後12時30分にたけびしスタジアム京都をスタートする。

 

3年間の練習の成果を発揮したいと語った荒尾波瑠

 

 

(柚野真也)

 

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