全国高校サッカー選手権県予選前企画(4) 大分上野丘 守備は安定、遅攻と速攻のバランスがカギを握る

2022/09/17
  • 冬の全国大会

 カウンターとポゼッションのバランスが課題となるが、唯一の3年生となるFW柳井遼平が前線のターゲットとなり、ボールを収めることができれば課題は改善できそう。島畑監督は「体を張り、ポストマンとして味方が攻め上がる時間をつくれる選手。コンディションが上がれば攻撃の起点となる」と期待する。柳井を軸に中盤の中山比呂(2年)や伸び盛りの1年生・安東慎平らが攻撃に絡むことができれば得点力は増す。

 

 守備はGK児玉和也(同)を中心に堅守を誇る。県高校総体でも僅差の勝利をものにし勝ち上がった実績がある。無失点もしくは最少失点に抑え、攻撃陣の一発に期待したいところ。チームの浮沈のカギを握る柳井は「自分は得点に絡む仕事でしかチームの勝利に貢献できないと思っている。3年生の意地を見せたい」と闘志を燃やす。

1、2年生中心のチームだが伸びしろは大きい

 

 

(柚野真也)

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