冬の全国大会特集 バスケットボール男子 「ハイテンションバスケ」で別府溝部学園旋風を起こす

2021/12/04
  • 冬の全国大会

 2年ぶりのウインターカップに向けて、攻撃の強化も進んでいる。守備からの速攻が主となるが、司令塔の大庭涼太郎(1年)が試合をつくり、2メートルを超すコンゴからの留学生2人がゴール下で核となって、セットオフェンスからの得点パターンを増やした。選手全員が外角からのシュート、特に3点シュートは1試合で20本以上を打つことを目標とし、相手に的を絞らせない攻撃の形を構築した。

 

 仕上がりは順調。毎週末には九州内の強豪校と練習試合を重ね、ハイテンションバスケの質と性能は上がっている。目標は過去最高のベスト8超えとなる。キャプテンの長嶺早良(3年)は「初戦をぶっちぎりで勝てば勢いに乗れる。3回戦で(優勝候補の)福岡第一と対戦して、溝部の名と自分たちのスタイルを全国に広げたい」と話した。気持ちの高ぶりは練習に反映されており、ハイテンションのまま全国に乗り込む。

 

ハイテンションバスケでベスト8を狙う

 

 

(柚野真也)

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