県高校駅伝競走大会(男子) 10連覇・大分東明の本当の戦いがこれから始まる

2020/11/02
  • 冬の全国大会

 4区まで経験のある3年生で構成し、終盤の3区に2年生3人を並べた。井上監督は「3年生が流れを作ってくれたので2年生が伸び伸び走れた。慌てずにレースを組み立ててくれた」と振り返る。2区以降は区間賞を全て獲得。優勝を飾ったが、これから全国大会の舞台となる都大路に向けて本格的な戦いが始まる。今大会のメンバー選考は全国大会までのオーディションに過ぎない。「(今大会の編成は)上位7番目までを並べたわけではない。これからチーム内で争って都大路までにいい形を作りたい」(井上監督)。

 

 高校最後の晴れ舞台に向け集大成となる3年生に、勢いある下級生が追う。戦力は拮抗。庭瀬は「日常生活から気を引き締め、走力を向上したい」と話し、小山は「終盤にスタミナ不足を感じた課題の残るレースとなった。都大路までには修正したい」と、さらなる高みへ決意を語った。これから都大路までの約2カ月間、大分東明の最も激しい“走力戦”が始まる。

 

これから激しいチーム内競争が始まる大分東明

 

 

(柚野真也)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ