ヴェルスパ 今季最終戦を勝利で飾り、優勝に花を添える
2020/12/01
- ヴェルスパ大分
試合終了後に行われた優勝報告会では、須藤監督がコロナ禍でサッカーができることに感謝し、「選手、スタッフが一枚岩になって、サポーターの声援が後押ししてくれた。今季はけが人が出てもチーム力が変わらず、連敗もなかった」と勝因を語った。今季はリーグ戦の試合数が半分になり、「勢いに乗ったチームが突っ走っただけ」という否定的な見方もある。しかし、結局は勝負の世界。「結果がすべて」(瓜生)であり、勝負強さを身に付けた大分が、勝利の美酒を味わう資格を確かに有していた。
「来季は相手にマークされる。今季の成績に甘んじることなくプレーしてくれると思う」と須藤監督。勝負の3年目で結果を出した指揮官、チームとして個人としてアピールした選手に他クラブから熱視線が集まる。天皇杯は残されているが、シーズンオフには、限られた予算内での補強を進めながら早くも来季に向けてチーム編成が始まる。
優勝をサポーターとともに喜んだ
(柚野真也)