大分三好ヴァイセアドラー デビューした森田元希が起爆剤となる 【大分県】

2024/01/20
  • 大分三好ヴァイセアドラー

 ただ、「チームが勝てたことは良かったが、自分のプレーは納得できない」と振り返る。ポール監督とスタッフ陣が練り上げた戦術を理解し、高いレベルで実行するには時間が必要。年末からチームに合流した森田には、チームメートと自分のプレーをすり合わせ、共有するコミュニケーションが不足している。それでも大学4年間、関東1部リーグで技術を磨いた実力が、V2の舞台で十分通用することは証明した。森田は「相手の特徴や外国人選手の高さ、スパイクのスピードに慣れることが必要。それには何度もスパイクを受けるしかない」と冷静に自分の課題に向き合いながら、これからの試合を心待ちにしている様子だった。

 

 楽しみながらチャレンジする精神は、これまでと変わらない。「まだまだできることはある。チームの雰囲気を、試合の流れを変えるプレーをしたい」と森田。背番号1はチームの期待の表れである。3回戦総当たりのリーグ戦は間もなく折り返し。上位進出に向けて、森田はチームの起爆剤となる覚悟だ。

 

「試合の流れを変える選手になる」と語った

 

 

(柚野真也)

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