バサジィ大分 二度目の館山体制で悲願の優勝を目指す

2022/05/21
  • バサジィ大分

 トップチームの指揮は10年ぶりとなる館山監督は、「(2008年シーズンから5季チームを率いた)前回よりバージョンアップしたフットサルを見せることができると思う」と語った。ボール支配率を高め、自陣から短いパスをつなぎ、相手ゴールに向かうスタイルはそのままに、昨季リーグ5位だった得点数を引き上げる考えだ。前回の館山体制の経験者である仁部屋和弘は「(監督が復帰した今季の)チームが始動した頃は手探りだったが、徐々にマリオさんの戦術が浸透し、いい雰囲気で練習ができている。戦術の数は前回よりも増えているので楽しみ」と、これまでとは違う雰囲気を感じ取ったという。

 

 新戦力が実力通りの力を発揮し、戦術浸透が深まれば、優勝争いに加わる可能性は十分ある。しかし、少しでも隙を見せれば一気に残留争いに巻き込まれるのがFリーグ1部の強さだ。「今シーズンこそリーグ優勝を」と願うサポーターの思いを背負い、誰もが納得する圧巻のプレーを開幕から見せてほしい。今季のリーグ戦は18日に開幕する。

 

シーズン体制前に必勝祈願を行った

 

 

(柚野真也)

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