大分トリニータU―18 2種登録の保田堅心のJデビューが待ち遠しい

2022/04/15
  • 大分トリニータ

 同じポジションの小林裕紀に、「近くの選手と素早く正確にパス交換するだけでなく、ミドルパスやロングパスを織り交ぜて変化をつける」重要性をアドバイスされ、パスを受けたときのボールを置く位置、中長距離のパスを蹴る時のインサイドキックを意識するようになった。そこからパフォーマンスは向上し、シーズン前の練習試合でトップチームでも通用することを証明し、2種登録を勝ち取った。

 

 保田は高さと展開力に加え、サイドバックやセンターバックをこなせる器用さが高く評価されている。トップチームの練習では視野の広さと配球力の片鱗を見せ、Jリーグデビューも遠くはない。「試合に出るためには監督の信頼を勝ち得なければいけない。しっかりアピールして、チャンスが来たときに最高のパフォーマンスができるように準備したい」と虎視眈々(たんたん)とデビューに備えている。

 

プロのスピードに慣れてきた

 

 

(柚野真也)

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