トリニータ 三竿雄斗インタビュー「今年が本当に “勝負の年”になる」

2021/03/13
  • 大分トリニータ

 

―これまで積み上げてきたことなど、今年はどのあたりに手応えを感じていますか?

 トリニータの戦術は特殊だと思いますが、みんな積極的にやっています。ボールを回すことに固執するのではなくて、相手の嫌なことや、嫌なところにボールを早く運べるようにというのは意識してやっています。もちろん相手がいることなので練習通りにいかないところもあるだろうし、新しく加入した選手には少し迷いもあるかとは思いますが、試合を重ねるごとにうまくやっていけるようになるんじゃないかなと思っています。

 

―今年、長沢駿選手(ベガルタ仙台から移籍)という、192㌢ある長身のFWが新しく入ったことは、セットプレーでのゴール量産など得点シーンも変わってくるだろうし可能性も広がりそうです。  

 そうですね。今までトリニータにはいなかったタイプの選手ですし、ゴールの感覚は経験も豊富だと思うので、自分やサイドの選手がいいボールを供給できれば決めてくれる、得点につながると思います。また、そういう風にできるようクロスボールの精度を高めていきたいです。

 

 

―去年は全試合に出場しました。今年の目標を教えてください。  

 もちろん全試合出られればいいですが、何があるか分からないし、決めるのは監督だし、具体的な数字などは決めていません。今年は4チームが降格しますし日程もタイトです。J1リーグで勝ち点3を取るのは容易なことではないと思うので、一戦一戦コンディションを整えていきたいです。FC東京戦はホームだし、サポーターの皆さんも楽しみにしてくれていると思います。勝つために一人一人がベストを尽くし、勝ちたい姿勢を見せていきたいと思っているので、ぜひ一緒に戦ってください。

 

(小野郁)

=プレー写真は大分トリニータ提供=

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