トリニータ 残り5試合に臨むクラブの算段 来季につながる試合を

2019/10/28
  • 大分トリニータ

 天皇杯神戸戦の敗戦後に、片野坂監督は「力の差を感じた。クラブ規模も戦力も格上のチームだった。サッカーはお金(を持っているクラブが強いということ)ではない。チームとして、組織としてカバーし(格上チームを)上回れることもあるから面白いのだが、お金があったらいいなと思う」と本音を漏らした。

 

 世界的なスーパースターや日本代表選手の名前がズラリと並ぶ神戸と、J1最下位クラスのクラブ規模の大分では太刀打ちできない。それでも知恵を絞り、選手の力を最大限に引き出し、今がある。残り5試合、残留はほぼ確定した中で来季につながる新たな攻撃スタイルを模索すべく、挑戦を継続してもらいたい。

 

 試合の主導権を握り、攻撃的に試合を進め、クラブ規模の大きなチームにもひるまずにアクションスタイルを貫くことができれば、大きな自信となり、J1定着への確固たるベースが築かれるはずだ。

 

天皇杯神戸戦ではスコア以上に力の差を見せつけられた

 

(柚野真也)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ