食品ロス、ごみ問題に挑戦し続ける大分商業高校商業調査部
2022/12/01
簿記やマーケティングなど商業科で学ぶことを生かせる場として活動を始めた大分商業高校商業調査部。数年前からは地域に根付き、継続できる活動に取り組んでいる。顧問の山下智史教諭は「自分たちに何ができるのかを考え、自治体に勉強に行った。そこで生徒たちが、ごみ問題に着目して本格的に取り組むようになった」と話す。
その着眼点から生まれたアイデアが『透明ごみ箱』だった。ごみ箱の中が見えるようにすることで、ごみ削減はもちろん、分別やリサイクルの意識を高めたいと作製した。その評判はすぐに広がり、昨年から大分市内の大手コンビニエンスストアに設置された他、佐賀市役所のボランティアグループの目に止まり、現在はJR佐賀駅周辺にも設置されている。
多くの反響があった「透明ごみ箱」は大分県教育奨励賞を受賞