車いすバスケ 国際大会を大分で開催、県出身選手も活躍
2019/06/18
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九州選抜として出場した豊後高田市出身の本田昌士(太陽の家スパーズ)は、「地元開催で緊張したが、声援もあり、いい緊張感とモチベーションを持ってプレーできた」と大会を振り返った。
九州選抜は試合当日に集まった即席チームであったが、本田は「みんな技術が高く、試合を通してチーム力が上がった」と話す。車いすバスケは、高さやジャンプ力など個人の能力が大きい健常者の競技以上に戦略性が重要になる。
「シュートを打つまでのプロセスを意識した」と本田。チェアスキルを駆使して、相手の進路をブロックするスクリーンプレーでシュートまでの道筋を組み立てる。ゴール下では車いすが金属音を立てて激しくぶつかり合った。
観戦した多くの人は、車いすバスケがパラスポーツの花形種目であることを感じただろう。本田は「車いすバスケの魅力を多くの方に知ってもらえるいい機会になった。所属クラブでは部員として健常者も障がい者も受け入れているので、遊びに来てほしい」と呼びかけた。
九州選抜で活躍した本田昌士
(柚野真也)