高校バスケそれぞれの現在地① 中津北(女子) 発展途上、攻めるスタイルを確立したい

2019/02/14
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 ウインターカップを終えて1カ月余りということもあり、まだ新チームのスタイルが確立しておらず、未完成な部分も多かった。厳しい大会になることを想定していたという大津留監督だが、「全員の負けたくないという思いが強く出た。その強い気持ちが勝利につながった」と選手たちの前向きな姿勢を称えた。まだチームとして機能していない部分も多かったというが、試合を重ねるごとにできることが増え、それぞれが大会を通して成長できたようだ。エースの木村美月(2年)は、試合1週間前にけがをして出場が心配されたが、得点源としてチームの勝利に貢献した。

 

 丁寧な試合運びに見えた今大会のスタイルについて、大津留監督は「攻める力を持っているのに守りに入ってしまって、思い切りが悪いプレーも多かった。もっと中津北らしい“攻めるスタイル”を確立したい。まだまだ足は動くはず」と選手たちの実力に期待を込めながら、今後のチームづくりの目標を語った。

 

エースとしての責務を果たした木村美月

 

ウインターカップを経験し、成長が期待される工藤佑美

 

(黒木ゆか)

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