スター候補生インタビュー① サッカー 高畑奎汰(大分トリニータU-18)
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Q:トリニータアカデミーでの6年間で得たことは?
A:個性がなければ通用しない。それは強く感じました。プレー以外でも献身的にチームのために気を配ることなどを習いました。アカデミーは中学や高校の部活より上下関係がなく、自由なイメージがありますが、サッカー以外で求められることも多く、人間として一回りも、二回りも成長できたと思っています。
Q:これまで監督や先輩にアドバイスを受け、心に残っている出来事や言葉などはありますか?
A:U-18のテツさん(山崎哲也監督)が「勝負の神は細部に宿る」という言葉を使っていたのですが、その言葉は今も染み付いています。練習や試合の時の荷物の整理整頓やゴミが落ちていたら意識しなくても拾えるようになりました。プレーでは、僕はパスの出し手なので、受け手が持ちやすい位置にパスを出したり、ボールに回転をつけるようになりました。
Q:左利きのサイドバックは希少です。スペシャリストを目指すのか、ユーティリティープレーヤーを目指すのか。また、今後はどんなプレーでアピールしたいですか?
A:いろんなポジションを経験することでプレーの引き出しが増えるので、与えられたポジションで勝負したいです。アピールポイントは、積極的な攻撃参加と運動量、左のキックの質です。昨季のトリニータのシステムなら左のウイングバックとしてまずは勝負したいです。
Q:いつからサイドバックでプレーをしたのですか?
A:中学1年の時に左利きなので左サイドでプレーするようになり、サイドバックになったのは高校1年の頃からです。始めは派手さがなく、守備ばかりで不満があったのですが、だんだん攻撃にも絡めるようになり、やり甲斐があると思えるようになった時から、楽しんでプレーできるようになりました。
Q:大分出身でアカデミー育ち。期待が集まりますが、今後の目標をお願いします。
A:歴代のユース出身の先輩たちを意識せず、サッカーに集中したい。ピッチに立てば年齢は関係ないし、自分らしさを忘れずにプレーしたいです。まずは試合に絡めるようになり、先発に定着したいです。プロは厳しい世界ですが、1年目からガンガン勝負したいし、いずれは日本代表、そして世界で活躍する選手になりたいです。
1年目から勝負すると語る高畑奎汰
2017年10月にもオー!エス!に登場→「トリニータU−18 次代のスターを探せ!」
(柚野真也)