日本初のデフビーチバレー国際大会が開催 男女とも日本代表が優勝
2018/10/24
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日本初となるデフ(聴覚障がい者)ビーチバレーボールの第1回国際親善大会が19日~21日の3日間、大分市の田ノ浦ビーチであった。
日本、オーストラリア、ポーランドの3カ国から男女各4チーム(日本代表は2チーム)が参加し、優勝を争った。初日に予選リーグがあり、20日は決勝トーナメント1回戦、21日は決勝と3位決定戦が行われた。試合は21点先取の3セットマッチで行われる。予選リーグから白熱した試合が展開され、観客は両手を上げて手をひらひらさせる手話の拍手で選手を応援した。
男子は日本代表Aの今井勇太・瀬井達也ペアが、女子は日本代表Aの三谷清花・三浦早苗ペアが優勝した。決勝戦は男女とも日本代表同士の戦いとなり、粘り強くボールをつなぐレシーブ力を発揮したAチームが、相手のミスを誘った。
開会式で選手宣誓をした日本代表Aの三浦は、試合前に「3年後のデフリンピックに向けて実りある大会になるように全力で勝ちにいきたい」とコメントしており、有言実行となった。
手話で選手宣誓した三浦早苗
(仲間緒花)