別府鶴見丘 社会人チームを破り3連覇

2018/07/15
  • HEADLINE

 7月8日、天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会大分県ラウンドの決勝が豊後大野市大原総合体育館で行われた。男子は全試合ストレート勝利で決勝に進出した別府鶴見丘高校が、3年連続で優勝を飾った。

 

 決勝戦に駒を進めたのは、2チームに分かれて出場した別府鶴見丘のAチーム(以下、鶴見丘)と大分市を拠点に活動する社会人チームのVC大分ばなな団(以下、VC大分)、昨年と同じカードとなった頂点を懸けた戦いは終始、鶴見丘のペースで進んだ。

 

 1セット目は序盤こそリードを許したものの、すぐに主導権を握った鶴見丘。1日3試合の疲れを見せぬエースの清田晟ノ祐(2年)、ウイングスパイカー木下草太郎(2年)らが思い切りのいいスパイクを叩き込み点差を広げた。サウスポー清田の鋭いスパイクには、時折、VC大分の応援席からも感嘆の声が漏れていた。

 

 2セット目はシーソーゲームの様相を呈したが、中盤以降、疲れの見えてきたVC大分がミスを連発。鶴見丘はチャンスを逃さず、冷静に畳み掛け突き放した。個々の能力が高いVC大分も粘ったが、「練習不足だった」(大津留怜)と話すように、連携などで簡単なミスが目立ち、思うように得点につなげることができなかった。

 

新キャプテンとなったエース清田晟ノ祐

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ