笠置晴菜(女子バスケットボール・デンソー) これからも続くサクセスストーリー
2018/02/14
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女子バスケットボールWリーグのデンソーに所属する大分市出身の笠置晴菜は11日、Wリーグ大分大会に出場した。中学卒業後、大分で初めての試合。「緊張したけど、みんなが応援してくれて嬉しかった」と元気な姿を見せた。
滝尾ミニバスケットボールスポーツ少年団でバスケットボールを始め、才能は急速に花開いた。穏やかで感情をあまり表に出さない内気な子どもだったが、ボールを自由自在に操り、コートを駆け抜けた。戸次中学校では全国中学大会に出場。当時の監督、瀬山英則(原川中学校教諭)は「判断力が優れていた。特にスピードがあるわけではなかったが2手、3手先のプレーを読める力があった。シュートもうまく、よく大事な場面で3点シュートを決めてくれた」と振り返る。
高校は名門・昭和学院高校(千葉県)に越境入学し、そこでも才能を発揮した。1年生の時から試合に出て、U-16日本代表で初めて「日の丸」を背負い、U-16アジア選手権で準優勝、U-19代表の主軸として世界選手権で4位となった。そして、高校卒業後は「高いレベルでどんなプレーができるか挑戦したかった」と大学を経由せずに実業団のデンソーに入り、日本トップのリーグに身を置くことになった。
高いレベルに身を置く笠置晴菜