南九州四県対抗選手権大会県予選 バスケットボール男子 柳ケ浦が無敗継続、「守って勝つ」信念で優勝 【大分県】

2025/04/14
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 特筆すべきは守備だ。相手のエースに対してはマンツーマンで張り付き、他の4人がゾーンディフェンスで固める「ボックスワン」を採用。パス回しや1対1の中でマークをかわそうとする相手の動きには、スイッチ(マークマンを交代する戦術)で柔軟に対応し、スペースを与えず自由を奪った。「今年はサイズでも劣るし、絶対的な得点源もいない。だからこそ、守備で勝ち切るしかない」と語る中村監督の言葉通り、守備こそが勝利のカギとなった。

 

 5月の県高校総体に向けて、中村監督は「得点力の向上」を課題に掲げる。能力の高い新1年生も加わり、競争はさらに激しくなる。「選手選考は白紙。全員をフラットに見て、相性や組み合わせを見極めていく」と語る中村監督の視線は、次なる舞台の頂点をしっかりと見据えている。

 

県総体では連覇を目指す

 

 

(柚野真也)

 

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