県高校新人大会 ラグビー(15人制) 大分舞鶴高校が新体制で好スタート
2018/02/02
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新体制の大分舞鶴の主軸は、キャプテンでナンバーエイトの佐々木康成(2年)と、フルバックからスタンドオフにポジションチェンジした副キャプテンの松島聡(2年)だ。松島は、堀尾大輔監督から“(ボールを)料理したがりでクレバー”という適性を買われてチームの司令塔に。二人とも昨年末の全国高校ラグビー大会でスタメンを経験し、さらなる飛躍を誓う。
さらに、県高校新人大会決勝でシンデレラボーイが現れた。ウイングの徳丸泰雅(2年)だ。前半で先制点を奪った彼は、後半7分と10分、立て続けにハーフウェイライン付近から単独突破してトライ。164cmと小柄な体から繰り出す巧みなステップは、この日最も観衆を沸かせた。徳丸はこれまでケガに泣かされ、スタメンから遠ざかっていた。長く試合に出場できなかった悔しさが、爆発した。
堀尾監督が示した設計図を、新メンバーたちは「まだ組み立てている状況」だという大分舞鶴。設計図の中にはもちろん、全国高校ラグビー大会ベスト8以上という目標が明確に掲げられている。
巧みなステップからトライを決めた徳丸
(冨松智陽)