バスケットボール女子の富士通が皇后杯制覇 江良萌香(大分市出身)の活躍が光る 【大分県】
2024/12/22
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12月7、8の両日、中津市のダイハツアリーナであったWリーグ公式戦で、江良は地元ファンの前でプレーした。「大分でのプレーはWリーグに入って初めて。すごくドキドキしたけど、地元の方々の温かい声援が本当にうれしかった」と語った。コート上では、攻撃的なスタイルが光り、ポイントガードだけでなくシューティングガードやスモールフォワードでも起用されるなど、多彩なプレーで成長を見せた。
江良はベンチスタートの場面が多いながらも、試合の状況を的確に読み取り、「チームがいい流れのときはそのリズムを崩さず、悪いときは変化をもたらすプレーを心がけている」と冷静に試合を見つめる。その言葉通り、守備でも攻撃でも存在感を発揮。富士通の戦術である「高い守備強度からの速攻」を体現する選手へと成長している。テーブス監督も「自信を持ってプレーしてほしい。彼女の実力は本物だ」と太鼓判を押す。
富士通は現在リーグ戦で首位を独走。「相手ディフェンスを崩すドライブを増やし、チームの勝利に貢献したい」と江良。今季の目標の一つである皇后杯優勝を成し遂げ、次のタイトル獲得に向けて、さらなる飛躍を誓った。
地元開催の試合は笑顔で声援に応えた
(柚野真也)