スター候補生インタビュー(3) 野球 川上理偉(大分Bーリングス)「もう勝負は始まっている」 【大分県】

2024/01/03
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Q:理想の選手像は?

 子どもの頃からずっと今宮健太選手(福岡ソフトバンクホークス)に憧れ、目指してきたので、もっと近づきたいです。守備範囲の広さ、スローイングの強さ、ヒット性の当たりを簡単にアウトにする技術。ピッチャーを助ける守備は本当にすごいと思います。

 

Q:Bーリングスでの3年間で成長できた部分は?

 1年目は楽しく、がむしゃらに野球をやって、2年目は苦しさに変わり、3年目はそれを乗り越えて心が強くなりました。特に昨年は内川聖一さんとチームメートになり、バッティングの概念が変わりました。具体的には、試合を想定したバッティング練習をしていて、自分も取り入れるようになって結果が出ました。「基本はセンター返し、その延長にホームランがある」と言われ、バットコントロールを意識するようになりました。

 

Q:Bーリングスに入団してよかったと思うことは?

 スカウトの方々が試合を見にくる機会が多く、試合数も多いのでアピールできるチャンスがある、そこが一番の魅力です。何か一つでも秀でるものを磨けばチャンスはある。僕は回り道をしたとは思っていないけど、若ければ若い人ほどBーリングスにはチャンスがある。野球だけに専念できる環境もあるし、指導陣がNPB出身者なので、正解を知っているし、ヒントを多くもらえるのは大きいと思います。

 

Q:では最後に、2024年はどんな年にしたいですか?

 まずは支配下になって、1試合でも出ること。それに尽きます。

 

「1年目から勝負の年になる」と語った

 

 

(柚野真也)

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