南九州四県対抗選手権県予選 バスケットボール男子 守備からリズムをつくった別府溝部学園が優勝 【大分県】

2023/04/17
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 大庭が冷静に試合をつくり、守備ではマンツーマンやゾーンを巧みに使い分け、相手に追随を許さなかった。常にフレッシュな選手をコートに送り込むこまめな交代も功を奏した。手首のけがから復帰した喜屋武琥大(3年)は、「ようやくコートに立てた。自分の持ち味を出すことだけ考えた」と守備と攻撃で存分に力を発揮した。第2Q終わりに連続3点シュートが決まり、さらに点差を広げた。

 

 伊藤監督が赴任して2年目、留学生を核にした攻撃的なチームから、守備からリズムを作るスタイルに転換。守備のラインを下げないことを徹底した成果が花開いた。キャプテンの大庭は「ディフェンスのレベルアップを追求してきた。守備をしないと試合に出られないくらい意識が強い。勝ち続けることで自信が増しているし、県高校総体に向けて勢いがついた」と充実した表情だった。

 

新チームになってから県内無敗が続く

 

 

(柚野真也)

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