ボウリング 全国舞台を目指して成長 「チーム大分・ジュニア強化育成事業」 【大分県】

2023/03/23
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 昨年開催された栃木国体では、少年女子(団体)が3位となり、2015年の和歌山国体以来となる成績を収めた。メダルを手にした中尾香女(大分高校3年)と菅彩華(昭和学園高校2年)は、「木村プロに指導を受けるようになり、技術面だけでなく精神面でも学びが大きい」と、今までにない手応えを感じている。高校からボウリングを始め、2年足らずで国体選手となった首藤陸斗(福徳学院高校2年)は初めての全国舞台を経験した。「出場はできたが予選敗退し実力不足を感じた。まずは今年も(国体の)県代表選手となり、次の国体へ向けて頑張りたい」と意気込む。

 

 今月26日には、選手たちにとって今年度の集大成となる「第51回全九州小中学・高校選手権大会」が久留米市で開催される。ジュニア強化育成事業を補助する大分県教育庁体育保健課指導主事の軸丸耕平氏は「保護者の方をはじめ、たくさんの人のサポートがあっての活動。常に感謝の気持ちを持ち、初心を忘れず頑張ってほしい」とエールを送った。大分県のボウリング競技人口は他県に比べて多くはないが、確実に成長を遂げている。関係者は、ボウリングの普及、育成、強化を一本化し、大分県を代表する競技にすることを目指している。

 

競技の普及、育成、強化を図る

 

 

(塩月なつみ)

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