スター候補生インタビュー(2) 野球 古川雄大(佐伯鶴城3年) 【大分県】
2023/01/02
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Q:高校3年間で得たことは?
野球の考え方が変わったことです。高校3年になってからわずかな期間でしたが、渡辺(正雄)監督から指導を受けたことは大きかったです。これまで数々のプロ野球選手を育ててきた指導者なので、かつての教え子の選手たちに比べて何が足りないかを具体的に指導してくれました。初めて会ったときから自分の癖を見抜いていて、僕が理解できるように説明してくれました。渡辺監督に「お前が活躍しないとチームが勝てない。チームが勝つために何ができるか考えてみろ」と言われてから、それまでのように空回りすることなく、シンプルにプレーができるようになりました。
Q:どんな選手になりたいですか?
柳田悠岐選手(福岡ソフトバンクホークス)を超えられるような、球界最高の選手と呼ばれるようになりたいです。身体能力を生かして、説明抜きで誰が見てもすごいと思えるプレーをしたい。守備範囲の広さや飛距離など、あっと驚かせたいです。
Q:2023年は、どんな一年にしたいですか?
高卒1年目なので、まずはプロで通用する体づくりをしたいです。そして、自分のプレーがどれだけ通用するかを確認して理解しないと、練習も組み立てられないと思っています。自分の立ち位置を知り、確かな土台を築く一年にしたいです。ドラフト会議で指名されてから、ランニングで家や学校の周りを走っていても、家族と一緒に出かけたときも、地域の方に声を掛けられるようになりました。部の目標であった「佐伯に感動を与える」ことを、プロになっても忘れずに実現したいです。
「多くの人に感動を与える選手になりたい」と語った
(柚野真也)